皆様お疲れ様です。4期共同代表大塚健太と申します。
本日は、先日行われたKVP(Klab Venture Partners)様との共同イベントについての記事になります!
KVP様についてはこちらからお願いします。
【株式会社KVP】以下HPより引用
KVPは起業家のビジョン実現のため
最初のステップから応援するシードステージのバリューアッドを行うベンチャーキャピタルです。事業内容:シード、アーリーステージのインターネット企業を対象としたVCファンドの運営
会社設立にあたり、資金援助をしてもらいたいと考えている方、インターンを考えている方は、ぜひHPを訪問してください!
ゲストスピーカーでお越しになった荒武さんとのやり取りの様子も対話形式でお伝えできればと思いますので、最後までお読みいただければと思います!
5月17日金曜日、KVP様の渋谷新オフィスでのイベント開催となりました。
5月に移転してから初めてのイベント開催とのことで、大変ご厚意賜りました!
改めまして有難うございました。
さて、今回のイベントの目的は
「新入生及び、大学生活でこれから何をすればよいか悩んでいる人に、自分が今後何をしていくのか、指針をもってもらう」ことでした。
この目的達成のため、参加者の方には事前アンケートに記入していただき、最年少でサイバーエージェントグループの子会社である、株式会社ビズボットにてCEOを務めていらっしゃる荒武大翔さんにお越しいただきました。
【荒武大翔】(以下本人Twitterより引用)
株式会社ビズボット 社長|オンライン秘書サービスを運営しています!|高校で広告代理業の株式会社スカイワードを立ち上げ、関西学院大学に入学後システム開発業へシフト→関西学院大学を2年で中退し、そのままサイバーエージェントへ電撃入社→内定直後に子会社ビズボットを設立|宮崎の日向学院出身|
それでは、弱冠20歳にしてサイバーエージェントの子会社でCEOを務める荒武さんのイベントでのやり取りになります。※記事化するため、一部内容が要約、省略されております。ご了承ください。
第1ブロック:荒武さんからのお話
トークテーマ:①夢の2分化、②見立てを立てること、③圧倒的ユニーカー
①夢の2分化
荒武さん
『”夢”というものについて考える際に、今後大切になってくるのが、2つの観点で”夢”をとらえることです。
”夢”というものを「定性的」にとらえること、「定量的」にとらえること。
この2点が大切です。例えば、僕の場合、「定性的な夢」は夢がある人に平等なチャンスを与えることです。この定性的な目標に対して5年単位で、何ができるのかを考えています。この5年という数字は、自分が辛くなりすぎないようにするためです。これより長期的な目標を立ててしまうと遠すぎてやる気が出にくくなってしまいますからね笑。
②見立てをたてること
荒武さん
『見立てをたてるというのは、例えば、新聞やTVなんかを見ているときに「なんで○○なんだろう?」ってニュースを見ながら自分の考えを持つことです。本当にどんなことでもいいんですけれど、この間なんかは、街を走るゴミ収集車に書いてあった会社の名前が気になったので、ネットで調べてみたら上場企業だったりして。それで、意外だなって思ったので、ゴミ収集の業界についてより調べてみたりしました。この辺の話なんかは、SHOW ROOMの前田さんが書いた「メモの魔力」と同じようなことですね。
でもこれは、事象に自分の考えを落とし込む作業なので、知識がどうしても必要になってきます。同時に知識を得ていかなくてはなりません。また、考えというものは考える人の視座によって変わってくるので、そのあたりも加えて注意していく必要があります。』
参加者
『どのような媒体で情報を収集していますか?』
荒武さん
『大体半分半分なんですけれども、半分が「News PIcks」だったりTwitterだったりです。Twitterは興味分野の人であったり、自分に近い人をフォローするのがいいですね。あと、もう半分は、そういう仲間と話し合うことです。情報が要約されているので、時間の短縮にもなりますし、その人の見立ても入るので、とてもいいです。自分がアウトプットする場にもなります。』
参加者
『どのような仲間の方ですか?』
荒武さん
『会社の人もいますが、偶然飲み屋であった人と仲良くなって、なんてこともありますね笑
変な人が好きなんですよね。Messengerでコンタクト取ってしまうのもありです』
③圧倒的ユニーカー
荒武さん
『ユニーカーというのは僕の造語なんですけど、ユニークに-erをつけただけです。ユニークというのは「特異」みたいな意味があるんですが、つまりトガっている人になろうということです。プロダクトの開発をするときもトガっている人が10人いればよくて、例えばマーケティング、PRなんていう分野のプロがいるといいです。』
参加者
『でも、トガるということは、自分が社会から離れていくようで少し不安になりませんか?』
荒武さん
『なるほど。トガるのが怖いのは、成功体験がないからであって、出る杭にも成功体験があればいいんです。逆に言うと成功するまで何本でも出ればいい。』
参加者
『どんな分野で秀でればいいのか分かりません…』
荒武さん
『僕の場合、情報屋になっていました。僕は高校時代まで何のとりえもなくて…笑
やった競技(空手)にしても吹奏楽にしても隣に全国大会行くやつがいて、「あれ、荒武弱くね?」みたいな笑 だけど、こんな人でも「情報」は秀でられる。情報がないと何も始まりませんしね。先ほどの見立てにもつながります。毎日少しづつやるだけで大分変わるので、明日からでも。情報は誰もが平等に強くなれる分野です。ぜひうまく分野を見つけながら勝ち戦をし続けてください』
第2ブロック:参加者アンケート
Q『就職と起業の違いについて教えてください』
荒武さん
『就職のいいところは、上司の体験談を聞けることです。良くも悪くも成功体験、失敗体験が聞けます。ここで注意しなきゃいけないのは、この環境に甘えて、動けなくなることです。起業に関しては、別に最初は個人事業主でもいいと思っています。基本的には、何かと何かを掛け合わせて考えるのがいいです。人々の生活に寄り添ったものだとよりいいですね。
よく例に上がりますが、リクルートとサイバーは正反対の会社で、サイバーエージェントは夢を創っている会社です。人々の暮らしをより豊かにしたいと思っている。食べ物と違ってなくなっても生活には困らないかもしれませんが…一方でリクルートは暮らしや仕事、結婚といったインフラを提供している会社です。こういうようなことですね。
また、最近少しずつ頭角を現している事業形態があって。それは小さな課題をスモールビジネスとしてたくさん扱う、というものです。スモールビジネスを乱立させることで、ポートフォリオが組めるんです。一つ失敗しても会社は存続するんです。』
Q『学生生活から活かせていることは?』
荒武さん
『僕はすぐ大学を辞めてしまっていて笑。
でも、僕は高校生の時ピザのチェーン店で働いていたんですよ。宮崎の最低賃金が低いので、そんなに時給も高くなくて。その中で僕は、すごくまじめに僕は取り組んでいて。「これ時給2000円分ぐらいやってるだろ」っていうぐらい。
今後社会に出ていくうえで、任された仕事を120%で返すということをやったほうが良くて、簡単に聞こえるかもしれませんが、想像以上に難しいです。ただ仕事を多くやればいいというわけではなく、自分なりに工夫をし何をすれば喜ばれるかというのを考えながらプラスの付加価値をつけるのです。これを上司などが見えていないところでもやれたらこれ以上のことはないですね笑。
だからこそ、今日からでも実践できるアルバイトなどでやっていただきたいのです!
そうすると、何か生まれるものがあるかもしれません。
Q『就職するときの自分の強みってどんな風につくればいいんですか?』
荒武さん
『自分ノートを作るといいと思います。
今まで、僕は止まることなくずっとしゃべってますけど、僕も準備はしていて、15分ほどでできる完璧な自己紹介ノートを作るんです。しかも、誰が見ても「すげえ」って思うような内容のものです。
僕は今、何回話しても同じことが言えますし、就活のコツは1聞かれても10答えることです。このノートを作っていく過程で、段々言いなれてきますし、「ああ、これ話してもウケけないな」って思うネタはなくしていくことで、完成度も増していきます。
先ほども話しましたけど、仲間がいるとコミュニケーション量増えるので、とにかくコミュニケーションを増やしていくといいと思います。コミュニケーションの中で磨かれていきますよ!』
第3ブロック:行動決定
最後に参加者で、このイベントを聞いて今後生かせそうなことをグループで議論し、一週間単位での行動指針を決めてもらいました!
参加者の声
『参加する前は何をするのかあまりよくわかっていなかったので、敷居が高いのかもと心配していましたが、フランクな雰囲気で楽しむことができました!新オフィスもすごく綺麗で会話が弾みました。』
最後に
KVP様(特に担当していただきました槙原さん)、荒武さんこの度はありがとうございました!
貴重な場所、機会を提供してくださり、参加者だけでなく、私たちも勉強になりました!
また、ご一緒させていただきたいです。
↑参加者の集合写真になります。
【メディア欄】
幣団体イベント責任者小菅(左)荒武さん(右)
参加者とお話される荒武さん
行動指針を決定するグループワーク
幣団体イベント担当者渡辺(左)桝田(右)
【お知らせ】
幣団体AXISは今後も、活動に協賛、共同イベント開催をしてくださる企業様、個人様を募集しております。
何かございましたら、こちらのフォームより、よろしくお願いします。