第一志望の企業に就職したい1.2年生に向けてpart2

スクリーンショット 2017-02-26 14.54.15

さて、昨日のBlogの続きを書いていく。

今回一番伝えたいことは

実績(A)×経験(B)×自己理念(C)=戦闘力

である。 よくわからないという人は以下の文章を読んでみてほしい。

こちらの引用は昨日紹介したNEWSPICKSの記事にあった内容へのコメントである。

 

こちらのコメントをしている西村創一郎さんは僕の会社の元先輩であり、一度直接お話もさせていただいた。 R社で人事を務められていた方である。

この方のコメント以外に、リンクアンドモチベーションの役員である麻生氏はこう書いている。

 

相手の「経験」の裏側にある「志向」や「能力」を引き出すための質問です。同じように早稲田大学でラグビー部で全国制覇した部員だったとしても、自分で作戦を考え、部員を鼓舞して勝利に導いた人もいれば、ただ体力に秀でていた人もいるかもしれないので、エピソードの裏側にあるものを引き出す必要があります。

基本は経験や行動の「目的(動機)」「役割」「方法」「基準」を聞くこととなります。

 

これは面接官に対するアドバイスであるが、このコメントに僕が今回のBlogで書いていきたい内容が全て詰まっているように思う。

前回のBlogでは、実績だけではだめで経験を付けなければならず、その経験の質も重要である。 というような話を書いた。

大きな実績をつけるだけでは駄目な理由、それはその実績をつけるにあたっての関わり方がその人の経験に大きく影響を及ぼすからである。

1000人規模のイベントを運営しても、自分がその運営として担当した役割が受付だったら受付の能力しかつかないし、1億円を売り上げるような実績をチームで挙げたとしても、その中で自分がやっていたことが事務だったならば、その人につく能力は1億円を稼ぐ能力ではなく、事務処理力である。

実績と経験は掛け算

以下はよくある面接のパターンである。

面接官:〇〇さんは大学生活は何をしていらっしゃったんですか?


学生:1000人規模のイベントを運営していました。 (A)


面接官:ではあなたはその団体でどんな役割を担っていたんですか?


学生:はい。 広報として、イベントの集客を担当していました。 私の努力によって、〇〇を成し遂げることができました。 (B)


面接官:なるほど、ではあなたはなぜ、そのイベントを運営することに対して努力することができたんですか?


学生:はい、私は昔から〇〇をすることが好きで…etc (C)

 


こんな感じである。


察しの良い読者の皆さんはお気づきだろうが、この(A)が実績。 (B)が経験。 (C)が自己理念である。


僕個人の考えだが、(このBlogの内容は全て僕個人の考えなのだけれど)この(A)(B)(C)の掛け算によって、面接の合否は決まると、面接を通じて感じたし、他の学生や面接官からの話を聞いていても感じた。

 

実績(A)×経験(B)×自己理念(C)=戦闘力

つまり、実績がいくらでかくても、その実績を作り上げた上での自分の経験が、関わり方がしょぼければ、全くその実績はいかされない。

 

実績の大きい(大きく見える)A君

A君  実績(A)100×経験(B)2×自己理念(C)50=戦闘力10000

実績は小さいが経験値は高いB君

B君  実績(A)10×経験(B)50×自己理念(C)50=戦闘力25000

こうして見ると理解しやすいだろうか?

話をまとめよう。

つまり、バランスである。 規模感を求めて大きい団体に入れば、規模の大きいことをできるかもしれないが、その団体は人数が多いから、自分が団体に与える影響力は必然的に小さくなる

 

さらに悪いことに、実績がでかいことで自分が大したことをしてなくても、自分が大きいことをできる人間なのだと錯覚してしまう。

 

この団体で、代表を務めることができるならば、実績と経験は十分であろうが、そこまでの道のりは長い。 せいぜい名ばかりの〇〇部署リーダー程度で終わる学生が大半ではないだろうか?

 

それとは対象的に規模の小さい団体に入れば、自分に与えられる裁量権と影響力は新入生であっても決して小さくない。

 

だがその代わり、そこで大きな実績を創ろうと思えば、自分が率先してまわりを巻き込み、実行にうつさなければならない。


そこで、大きな壁にぶち当たるだろうし、まわりの大学生を見て、自分は成長してないのではないかと焦るかもしれない。

だが安心してほしい、実績と経験は掛け算なのだから。大きい実績を出すだけだったら意味はないのだ。経験で勝てばいい。 

 

AXISでは、プロジェクトリーダー制を導入している。  

 

それは、この経験を重視してほしいからである。リーダーや副リーダーにならないと経験できない事は無限にある。

自分やメンバーとの対話、考え抜く力、やりきる力はリーダーじゃないと経験できない。

だからこそ、試験さえ受かれば誰でもリーダーになれるプロジェクトリーダー制を導入している。

もしこの価値観や制度に共感してくれる人がいれば、ぜひ参加してほしい。

 

明日は残る1項目自己理念について書きます。 おわり。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です