審査員として参加していただける、プレゼンテーションコンサルタント寺島悠輔様にインタビューさせていただきましたのでご紹介します!
審査員2人目 寺嶋悠輔
プレゼンテーションのプロフェッショナルが審査員として参加してくれます!!
寺嶋 悠輔
LIFE VISION
歓喜を求める者に最高の空間を提供する」
◯プレゼンテーションスクール経営者
◯1級コーチング&1級カウンセラー資格保持
◯落語歴15年、国民文化祭受賞
◯元都公立中学校教論担任 兼三鷹市技術家庭科部会部長
大分県佐伯市生まれ。5歳より落語を始める。10歳の時に国民文化祭に全国220名の候補審査から15名の枠に入り10代代表として出場する。200回以上の講談を経験、17歳で弁論にて実家の事業に関することを発表。全国大会で優秀賞を獲得。生徒会長時代に市を巻き込んだボランティアを行い小泉政権時にて内閣総理大臣賞を獲得する。
東京の大学に入学しその後東京都の技術の中学校教員となる。中学校2年生の担任時にアントレプレナーシップ教育を行ったり、民間企業のエンジニアを講師に呼び長期プログラミング学習を全国初で行う。教え子は2295人を超える。
しかし詰め込み型の教育に違和感を覚え自ら学校を設立することを志し、東証一部上場企業の社長、役員と仕事を行ってきた某会社の代表に弟子入りし経営の勉強をプロジェクト運営ベースで始める。
その後経営者から出資してもらい現在の新規事業の代表として独立し現在に至る。プレゼンの学校を作るという事業にて80名のスクールを開拓。コーチング、カウンセラー1級。
人と人の共存による幸せを目指し、「歓喜を求める者に最高の空間を提供する」理念のもと活動中。
寺島さんが審査委員を務める12月19日開催のビジネスプランコンテストBloomへの参加はコチラから!↓↓
https://www.facebook.com/events/555650371265293/
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阿部(インタビュワー):
本日はよろしくお願いします。
寺嶋:
寺嶋です、よろしくお願いします。
〈1〉ビジネスコンテストに参加する意義
阿部:まずはビジネスコンテストに参加して得られる経験や能力についてお伺いしたいと思います。
寺嶋:このようなイベントにあまり参加したことがない人にとっては、初対面の人とどう関わっていって、どうアイデアを出していくかということが一番貴重な経験になるのではないかと思います。
初めて会った人とディスカッションして、なおかつ短時間でビジネスアイデアを練ってプレゼンまでしないといけない。おそらく普段の学生生活の中ではなかなか経験ができないことですよね。
阿部:まずないですね(笑)
寺嶋:でも実は社会に出てからは当たり前にやらなければならないことで。たとえば他社と共同でプロジェクトするとなれば、同じようなことをやらなければならない、しかもそれは失敗が許されない状況かもしれない。社内での仕事ですらはじめは同様の状況が想定されます。
ということを考えると、それを経験したことがあるかどうかということがどれだけ重要なのか分かると思います。ましてや就活の際のグループディスカッションにも有効だということは明らかですよね。参加者の皆さんには今回のイベントで少しでも感覚をつかんでもらって、自信をつけてもらえたらと思います。
〈2〉日本の義務教育の問題点
阿部:今回のビジネスコンテストでは“Edtech”(Education×Technology)、つまり教育ビジネスがテーマとなっていますが、寺嶋さんは現在学生が置かれている教育環境の問題点は何だとお考えですか?
寺嶋:良くない意味で協調性を尊重してしまっているということはあるかなぁと。具体的に言えば、将来の夢や個人のレベルに関わらず同じ箱のなかに詰め込まれてしまっているということは問題だと思います。
例えば東大に行きたい生徒と、そうでもない生徒が同じ教育をするべきかといったら明らかにNOですよね。同じように、医者になりたい生徒と、パイロットになりたい生徒が目指す分野は全然違うのに1種類の教育しか受けられない。それが現状、小・中・高と続いてしまっているんです。
さらに言えばその教育は進学のための教育でしかしないわけですよ。ほとんどの場合は学びたいことがあるから、ではなくて有名大学の名前や看板に惹かれて進学するという状況になってしまっている。このような環境ではやりたいことを見つけることができないままで大学生になってしまう学生が多発するのも頷けてしまいます。
〈3〉理想の義務教育とは?
阿部:なるほど。
一方でアメリカなど海外ではしっかりと子供に将来と向き合わせるような教育をするという話も聞きますよね。
寺嶋:その通りです。
義務教育のスタイルの違いによって、それが後々大きな差を生んでしまっていると思います。
僕は教育者は生徒にとっての一番のキャリアコンサルタントであるべきだと思っています。
生徒としっかりと話をして、将来やりたいことを共に探っていく。そのようなことを生徒ひとりひとりにオーダーメイドでやっていければ理想ですよね。もちろん実現するのはとても難しいことですけど(笑)
阿部:考えるほど難しい分野だと痛感しますね。でもそれだけ発展・改善の余地はあるわけですから、参加者の皆さんに面白いアイデアを期待しましょう(笑)
〈4〉期待
阿部:では最後に、今回のビジネスコンテストの参加者に期待することはなんでしょう?
寺嶋:勿論、人それぞれ目的があっていいと思うんですけど…強いて言うなら、自分のレベルが0なのか1なのか10なのかを知ることですね。
参加してみて自分がそこそこ高いレベルにあるな、と思えばそのまま頑張ればいいと思う。
ただ自分はまだまだだなあと感じた人こそ、多くを学べるチャンスだと思います。
なんでかっていうと、自分より優れた人たちがどのようにして自分を高めようとしてるかっていうのを見れるからです。
就活や自己実現のために早いうちから努力している人が自分の他にもこんなにもたくさんいるのかと気づくことが大切なんです。このイベントの4時間と遊んだりバイトしたりする4時間とどっちが有意義ですかねってことですよ(笑) 漠然とした焦りや不安を抱いていてもアクションを先延ばしにして変化を求めないとまた結局来週もバイトして、家でゴロゴロしちゃいますから(笑)
その分期待をもって参加していただければその期待以上の価値は提供できると思っていますので、楽しみにしてもらえればと思います。
阿部:本日はありがとうございました!
寺嶋:こちらこそ。当日を楽しみにしています。
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寺島さんが審査委員を務める12月19日開催のビジネスプランコンテストBloomへの参加はコチラから!↓↓
https://www.facebook.com/events/555650371265293/
ライター(インタビュワー):阿部脩平(成城大学2年)