新しいことをやろうと思う背景には、成し遂げたい”想い”が必ずあります。
ビジネスでも同じで、新しい事業をおこす裏には、「こういう問題を解決したい」とか「○○で人を幸せにしたい」といった想いがあります。
今回、Axisでお話させていただいたのは、オーダーメイドで家具や雑貨を企画販売するKijin代表の石川玄哉様です。
Kijinのコンセプトは”想いとともに生きる、木のある暮らし”
故に商品はすべて木製。
使う人、作った人それぞれの想いがこもった、一生ともに暮らしていける商品を作っていらっしゃいます。
石川様とお話させていただき、学ばせていただくこと、自ら反省させられることもありましたが、中でも真に受け止めなければならないなと感じたことが「想いの大切さ」でした。
一見、想いとは心の内に秘めるべきものだと思いがちです。
ひしひしと自分の中で強い思いを持ち、成功までのモチベーションにするものなんだと。
ただ、秘めているだけでは本当にもったいないということを今回悟りました。
想いは秘めるだけではなく、
想いを「伝える」というところまでやっていかなければならない。
内に秘めるだけでなく、伝えて伝えて伝えていく、そして、そうすることの効果は計り知れないんだということです。
ビジネスとは価値と価値との交換です。
商品を受け取る代わりにお金という対価を支払うことで世の中は回っていて、自分にメリットがあるからやる、というのが根底にあるのは間違いありません。
しかしながら、ビジネスでも政治でもなんでも、結局は人と人とのつながりでできているのであって、決して機械的に活動しているのではありません。
ですから、想いを伝えるということは、時に、メリットデメリットを超えて人を動かすことになりうるのです。
「理由はよくわからないけれど、なんとなく応援したくなる。」
こんな体験が誰しもにあるのではないでしょうか?
想いが人と人を繋げていく
積極的に想いや理念を継続的に伝えていくことの大切を実感しました。